太陽光発電と相性の良い電力会社はどこか|売電・買電の組み合わせで選ぶ
太陽光発電と電力会社の関係
太陽光発電を設置している家庭では、「売電」(余った電気を電力会社に売る)と「買電」(発電量が足りないときに電力会社から買う)の2つの電気料金が発生します。売電と買電の組み合わせで電気代のトータルが変わるため、電力会社選びが重要になります。
選び方の3つの軸
1. 買電単価が安いプラン
太陽光発電は日中に発電するため、夜間の買電量が多くなります。夜間の電気料金が安い「時間帯別プラン」(オール電化向けプラン)を選ぶと、トータルの電気代が下がります。
2. 売電単価(FIT/FIT後)
FIT(固定価格買取制度)の期間中は売電単価が固定されています。FIT終了後は電力会社ごとに買取価格が異なるため、卒FIT後のプラン選びが重要です。大手電力会社の卒FIT買取価格は概ね7〜9円/kWh程度(2025年時点の一般的な水準)。新電力の中にはこれより高い買取価格を提示する会社もあります。
3. 蓄電池との組み合わせ
蓄電池がある場合は、安い時間帯に充電→高い時間帯に放電するパターンが使えます。時間帯別の料金差が大きいプランほど蓄電池のメリットが出やすくなります。
主な電力会社の特徴
Looopでんき
市場連動型プラン「スマートタイムONE」を提供。電力市場価格が安い時間帯に集中して使うと節約できる仕組みです。太陽光の自家消費と組み合わせ、市場価格が高い日中は自家発電でカバーする使い方と相性があります。ただし市場価格が高騰するリスクもあるため、月々の料金が安定しない点は理解しておく必要があります。
東京ガスのでんき
都市ガスとのセット割引が特徴。ガス併用の家庭(オール電化でない場合)は検討候補です。卒FIT後の余剰電力買取サービスも提供しています。
各地域の大手電力会社(東京電力EP等)
時間帯別プラン(スマートライフプラン等)を提供。深夜帯の単価が安く設定されているため、蓄電池を使った深夜充電→日中放電の運用に向いています。卒FIT後の買取価格は新電力より低い傾向ですが、供給の安定性という面では安心感があります。
まとめ
太陽光発電と電力会社の組み合わせは、「FIT中か卒FIT後か」「蓄電池の有無」「オール電化かガス併用か」によって最適解が変わります。各電力会社の最新プラン・料金は頻繁に改定されるため、契約前に公式サイトで最新情報を確認してください。エネチェンジ等の比較サイトでシミュレーションすると、自宅の使用パターンに合ったプランを見つけやすくなります。


